● 書道の子供の部とは?
こんにちは、佐藤です。

習い事で「書道」というと、「級」や「段」というワードを、耳にする事が、あるかと思います。
段や級は、主に、競書で使われる言葉です。
当教室の競書コースでも、団体独自の昇級システムに則って、段や級に挑戦して頂いています。
競書では、「大人の部」と「子供の部」と、大きく2つの部に分けられています。その中で、中学3年生までのお子様は「子どもの部」になります。
書道の競書は、様々な団体、協会で行われていますが、実際に始めたいと思った時に、色々と、疑問も出てくるのではないでしょうか。
ということで、今回は、書道の子供の部(段位の事)について、色々とまとめてみました。
・書道の段位って、何?
書道の段位とは、団体、協会が独自に設定している段位制度、昇級システムのことです。
当教室の競書コースの場合は、、、、、
初めての方は、新級から始まります。級の方は、毎月、昇級審査があり、昇級すると、1つ昇級できます。
新級→10級→9級→8級→7級→6級→5級→4級→3級→2級→1級
と、級の場合は、低い数字の方が、上の級となります。
1級の次は、段に行きます。段目標の方は、年に3回、昇段試験(年3回)があります。
初段→2段→3段→4段→5段→6段→7段→8段→9段→10段
と、段の場合は、数字の大きい方が、上の段になります。
当教室の場合は、子供の部の最高段は10段、大人の方の最高段は6段です。
この昇級システムに関しては、団体ごとに、かなり、違いがあります。
例えば、
・準8級、8級、準7級、7級、準6級、、、、のように「準〇級」「準〇段」と分かれる団体もある
・昇級試験は年2回のみで、級の方も、試験までは上がれない団体もある
・いきなり飛び級もできる協会もある
などなど、協会、団体ごとに、本当に様々です。

・書道の昇級の基準は?
昇級の基準も、団体、協会ごとに、違います。
なので、審査の先生がどのような字を良しとするかによって、昇級の基準も、変わってくるでしょう。
ただ、小学生中学生の場合は、「書写」を意識している団体が多い印象です。
書写(特に毛筆)の場合、「字形」よりも、「運筆方法」の方が、重要視される傾向にあります。
要は、基本点画がきちんと書けているかどうか、ですね。
ちなみに、、、
「自分の方が下手なのに何故か友達より級が上」
「私の方が上手いのに、何故か友だちの方が上の賞だった」
という話を聞く事、ありませんか。
それって、大抵の場合、書いた人と審査する人で「注目している部分が違う」為に、そういった事が起きるのですね。

・書道の段位って、子供も大人も、一緒?
書道の段位は、子供と大人では、別物です。
当教室の場合は、中学3年生までは子供の部(教育部)、16歳以上は大人の部(高校、一般部)となっています。
*当教室では、子供の部は硬筆、毛筆があります
*当教室では、大人の部は毛筆のみ(漢字、かな)です。

・書道の段位って、何段が一番上?
最高段位に関しても、団体、協会ごとに、違います。
当教室の場合は、学年ごとに、最高段位が変わります。
小学1年生の最高段位→2段
小学2年生の最高段位→3段
小学3年生の最高段位→4段
小学4年生の最高段位→5段
小学5年生の最高段位→6段
小学6年生の最高段位→7段
中学1年生の最高段位→8段
中学2.3年生の最高段位→10段
*大人の方の最高段位は6段です。ただ、4段以上になると、「役員試験」に挑戦できるようになります。

・書道の段位って、どの団体でも引継ぎできるの?
書道の段位は、団体、協会ごとに、基準が違います。なので、引継ぎはできないと思った方が良いでしょう。
*Aという団体で3段まで行った場合、それは、Aという団体のみ、で使える段位となります。
Bという団体に移った場合は、また新級からスタートする可能性が高いです。

・書道の段位って、履歴書とかに書ける?
書道の段位は、団体、協会が独自に定めた基準によって決まります。
公的資格ではありませんので、「資格」の欄には、書けません。
「師範制度」「特待生制度」などを採用している協会もありますが、それも、その団体でのみ、使える制度であって、資格にはなりません。
なので、履歴書に書く場合は「特技」や「趣味」として書くのが良いでしょう。
*書道で「資格」の欄に書けるのは、
・硬筆技能書写検定
・毛筆書写技能検定
で試験に合格された場合のみです。
・書道の級や段って必要なの?
書道は、綺麗な字になるためには、継続が必要です。練習を続けなければ、上達は望めません。
ですが、書道は、上達具合を測ることが難しい、という一面があります。
でも、ゲームの様に「頑張る」→「昇級」という目に見えるものがあると、やる気にもつながりますし、目標も定めやすくなります。
その為に、昇級制度があるのだと、個人的には認識しています。
書道の段位は、1~2日で取れるものではありません。有段者になるには、数年単位の、練習が必要です。
なので、
「書道の段位を持っている=目標に向かって練習を継続できる力がある」
とも、言う事ができますよね。
級や段、順位がある方がモチベーションが上がる、頑張れる、という方には、競書がオススメです。
