習字の筆を、今すぐに早く柔らかくする方法は?

習字の筆を、今すぐに早く柔らかくする方法は?

こんにちは、佐藤です。

書道の練習をした後、洗うのを忘れてしまい、筆が固まってしまった事、ありませんか。

これから、また使いたいんだけど、どうしたら良いの?という時の例を、ご紹介いたします。

 

無理にほぐすのはNG!ぬるま湯につけて、ゆっくりほぐしましょう。

墨が付いたまま放置してしまうと、筆がカチカチになっていますよね。

ですが、無理やりほぐすのは、NGです。ボキッと折れてしまう事もありますし、筆が痛む原因にもなります。

筆は、優しく、丁寧に扱うようにしましょう。

 

ケース1、家にいる場合

これから家で習字の練習をする、という場合には、洗面台やシンクを使える状況かと思います。

そのような時は、少し時間をかけて、筆をほぐしていきしょう。ただ、蛇口の水を筆に直接当てるのは、避けてくださいね。

バケツや容器等に水(ぬるま湯)をはって、指を使って、毛先の方から、ゆっくりほぐしていくと、良いでしょう。

始めは、水がすぐに真っ黒になります。その都度、水を変えて、墨を落としていきましょう。

何度か水を変えて洗っていくと、底が見えるくらいに、なってきます。

ですが、今の状態では、まだ、墨が落ち切っていません。筆の中に、墨が残っている状態です。

ここで終わりにはせず、もう少し頑張って、墨を落としましょう。

さらに洗っていると、透明のまま、変化しなくなります。

ここまでの状態になったら、筆を使い始めましょう。

筆の洗い方が不十分だと、軸の中に墨が残ったままになります。そのままさらに放置してしまうと、今度は、筆の中で墨が固まってきます。

そうすると、筆割れを起こす原因にもなります。

特に、墨汁は、墨が落ちにくいと言われています。

その中でも、100均の墨汁は、さらに、注意が必要です。

時間をかけて、丁寧に洗う事は、筆を長持ちさせる事にもつながります。

筆の寿命を少しでも長くしたい、という方は、普段から、筆のお手入れにも、時間を取るようにしましょう。

 

ケース2,学校や書道教室など、外にいる場合

学校の授業や、習字教室のお稽古の時になって、「あ、筆を洗ってなかった!」と気づく事も、ありますよね。

お稽古の時間を確保するためにも、早く筆を使える状態にしないと、いけませんよね。

しかし、家以外の場所だと、流しを使う事が出来ないことも、あるかと思います。

そのような時に、私が行っているやり方も、ご紹介いたします。

(音なしの動画です↓)

動画の内容をまとめると

1,硯に水をはる

2,筆全体に水をつけ、墨などを使って、ゆっくりほぐしていく

3,出来るだけ墨を落とす(毛と毛がくっついているので、出来るだけ優しく)

4,筆が使える状態に戻ったら、硯の中の墨は反故紙などで取る

5,練習開始

という感じです。

ただ、この方法は、あまり、おすすめは、できません。このような事が何度も続くと、やはり、筆の寿命が短くなってしまう可能性があります。

なので、時間がある場合は、1~4を何度か繰り返してください。

洗い忘れた場合は、気づいた時に、出来るだけ墨を落とすようにしましょう。

 

洗い終わった後は、、、

しっかり洗えたぞ!と思っても、実はまだ、墨汁って、筆の中に隠れていたりします。

それくらい、墨汁、墨液って、落ちにくいのですね。

なので、さらに、墨を落とすために、出来る事があります。

例えば、お家なら、筆を洗い終わった後、水を含ませた状態で、毛先を下に向けて、吊るして置く事です。

水は、ポタポタ垂れない程度に含み、毛先をしっかり整えた方が良いですね。

書道用品店に行くと、「筆架」という、筆を架けておく道具もあります。ですが、専用の物がなくても、ハンガー等で、代用は可能です。

このように毛先を下にして自然乾燥させると、黒い墨も、水と一緒に毛先の方に降りてきます。

毛先が黒くなっていたら、また、水で洗いましょう。そうすると、筆も長持ちさせることができるでしょう。

ご参考まで。

講師がお伺いして習字の個別レッスンができる山形書道教室。