子どもに教える書道楷書のコツ。
● 子どもに教える書道楷書のコツ。
こんにちは、佐藤です。
小中学校の書道や書き初めで宿題が出る事、ありますよね。
自宅で毛筆の練習をする事も、あるのではないでしょうか。
書道の楷書で、綺麗に書けたら、嬉しいですよね。親子で書道の練習をするのも、楽しい時間になるでしょう。
上手いね!と言われる作品を書く為には、毛筆の練習の方法や、上手くなるためのコツがありますよ。

ここで、頂いた声を、ご紹介いたします。
以前、レッスンの時に見て頂いた学校の宿題で、クラスで2人だけ選ばれるうちの1人になれました!
急なお願いにも関わらずお手本も書いて頂きありがとうございました。
こちらは、オンラインクラス受講生のご家族さまより頂きました。
こちらの方は、学校で書道の宿題が出て、始めは、親子で書道の練習をされていたそうです。しかし「どのように書いたら良いか分からない」「全く上手く書けない」という事で、レッスンに来て下さる事になりました。
仕上がった作品は、見事、クラスの代表に選ばれ、校外の競書大会に出品されました。それから習字が以前より楽しくなったそうで、今では、当教室の競書にも、ご参加頂いています。
・毛筆の練習で大切な事
自宅で毛筆練習をされる場合には、気をつけて頂きたいポイントがあります。
道具の準備
まず、道具が揃っているか、確認しましょう。
半紙、墨、硯、大筆、小筆、下敷き、文鎮、お手本は、最低限、揃えて頂きたい習字道具です。
ご自宅で毛筆練習をされる時には、書いた作品を置く為に、新聞紙やレジャーシートを用意しておくと、スムーズに反復練習ができますよ。
筆の持ち方
毛筆で書く時には、筆の持ち方になっているか、確認してから書きましょう。えんぴつと同じ感覚で書くと、綺麗な線になりません。
筆の持ち方は、1本がけ、2本がけ、があります。

これは、お好きな方で大丈夫です。ただ、毛筆練習で大切なのは、「軸を立てて書く」事ですので、筆が寝ないように、気を付けて書きましょう。

墨のつけ方
毛筆練習では、墨量の調節を、自分でしなくてはいけません。
書く時には、まず、筆いっぱいに、墨を含ませます。そこから、余分な分を取って、書き始めます。
筆に墨を付ける時のコツ(音声解説が入っています)
姿勢
毛筆練習の時には、立って書く場合でも、座って書く場合でも、背筋を伸ばして、書きましょう。
また、筆は立てて書いて頂きたいので、肘を下げないで書く事も、忘れないでくださいね。
さらに、身体と筆の距離は、かなり、重要なポイントです。
例えば、半紙の上の方に書く場合には、体から少し離れたところで筆を動かす事になります。一方、半紙の下の方に書く時には、体に近い所で、動かす事になりますよね。
適切な距離で書かないと、「書きにくい」「上手く書けない」という事になっていまいます。
自分で書きやすいと感じる距離があるはずですので、半紙を動かしながら、書くようにしてみて下さい。

運筆方法
毛筆で書く場合には、腕を動かして書く事が、大事です。指先に余分な力が入ってしまうと、綺麗な線になりません。
筆で書く時には、軽く握り、筆が傾かないように支える程度の力があればOKです。
毛筆練習では、主に腕を動かし、筆はスライドさせるイメージだと良いでしょう。
・毛筆で練習する時の注意点
墨が滲む場合は?
墨が滲んでしまう場合、考えられる原因はいくつかあります。
・墨のつけ方に問題がある場合
例えば、墨をつけ過ぎている場合、滲む事があります。墨のつけ方を確認しましょう。(記事上に動画があります。)
・使っている墨に問題がある場合
例えば、磨った墨で書く場合に、磨り方が足りていないと、滲む事があります。磨って書く場合には、十分に磨れているか、確認してみてください。
・半紙に問題がある場合
例えば、にじみの出やすい半紙に書いている場合には、滲みが出る事があります。手漉きの半紙は、にじみが出る場合があります。
また、半紙と墨液の相性が悪い場合も、滲む事があります。
その他、湿気を含んだ半紙や、100均の半紙は、にじむ事があります。その場合は、違う種類の半紙に、書いてみて下さい。
筆が割れる場合は?
筆が割れてしまう場合、筆の洗い方が足りていない可能性があります。
特に、墨汁を使うと、墨は、なかなか、落とせません。十分に洗ったつもりでも、軸の中に墨が残っていると、筆割れを起こす事があります。
なので、筆が割れる場合は、ぬるま湯で、じっくり洗ってみてください。優しくもみほぐすように扱ってくださいね。
毛筆の運筆練習で気を付けるポイント
起筆、送筆、終筆(収筆)
毛筆で、楷書を書く時には、起筆は、とても重要です。起筆(起筆)は、書き始めの部分の事で、筆をななめに「トン」と置いてから、書き始めます。
送筆で気を付けて頂きたいのは、穂先の通る場所です。特に、小中学生の場合は、穂先が線の斜め上を通るように書いて下さい。
収筆(しゅうひつ)は、線の書き終わりの部分の事です。終わりの部分がしっかり書けていないと、鉛筆で書く時よりも、雑な字に見えてしまいます。焦る必要はありませんので、落ち着いて、時間をかけt書きましょう。

書いた後
書いた後は、お手本と自分の字を、見比べてみましょう。
1枚書いたら、筆を置き、お手本と見比べる→お手本とどこが違うか探す→違いが見つかったら、次書く時に修正してみる
毛筆練習は、これの繰り返しです。ここをきちんとできるかどうかで、上達できるかどうか、が決まります。
毛筆は、たくさん練習する事も大切です。ですが、ただ量をこなすだけでは、不十分です。上手な字を書く為には自分の字を振り返る事が、大切です。
納得のできる作品が書けると良いですね。
どこを直したら良いか分からない時には、お手伝いいたします。