● 書道の墨の正しいすり方は?早く磨る方法って、ないの?
こんにちは、佐藤です。
毛筆を書く時に、墨を磨って書かれる方も、いらっしゃいますよね。
磨った墨ならではの発色って、綺麗ですよね^^
ただ、墨のすり方には、注意点があります。
間違った磨り方をしていると、
濃く磨れない、、、
すごい時間がかかる、、、
といった事に、なってしまいますから、気を付けてくださいね。

1,水は、丘に少しずつ落とす
はじめから、海(深い)の方に大量に水を入れていませんか?
墨を磨る時には、水は、丘(陸)の方に、少量ずつ、出しましょう。
水差しから出す場合は、1回に出す量は、2~5滴くらいでOKです。

2,磨る
墨を磨る時には、力を入れずに、ゆっくり、磨りましょう。
「墨を磨るは病夫の如くし筆を把るは壮士の如くす」という言葉があるように、病夫のように、柔らかく磨っていくのがポイントです。
磨り方としては、
・円を描くように磨る
・前後に動かすに磨る
・墨の四角い面全体を硯につけて磨る
・墨を斜めに傾けて磨る
といった方法がありますが、これは、お好みのやり方でOKです。

3,黒くなったら、海へ落とす
磨っていくと、墨が黒くなり、粘り気が出てきます。

墨磨りは、1~3の繰り返しになります。練習量によって、必要な墨の量も変わってきます。
お稽古の途中で磨り直す事がないように、必要な分を磨ってから、練習すると良いでしょう。
ちなみに、、、、、
*「面」全体を硯に着けて磨る場合に、硯の上に置いたまま放置すると、硯にくっ付いて取れなくなる事がありますから、気を付けてくださいね。

磨っていたら誰かに呼ばれた
→硯から離れる
→磨っていた事を忘れる
→硯に墨がくっついちゃった!!
っていうケース、意外に、あります(;^ω^)
また、磨って書く場合には、「石の」硯で、磨ってくださいね。
最近は、書道セットにはプラスチックの硯が入っている場合があります。が、プラスチックの硯では、墨は磨れませんので注意しましょう。
ただ、、、、毎回磨って書くとなると、結構な手間ですよね。しかも、1回の練習量が多いと、たくさん磨らないといけません。
もし、
磨った墨で書きたいけど、磨るのに時間がかかって書く時間が無くなる!
書く前に、墨磨りだけで疲れてしまう、、、
という場合には自動で墨を磨ってくれる「墨磨職人」が重宝しますよ。
これなら、練習を始める時間から逆算して墨と水をセットしておけばOK!
必要な量の墨を、勝手に、磨ってくれるんです。
また、硯は、「漢字用」と「仮名用」があるので、書くものによって、使い分けも可能です。
自分の手を汚す必要も、ありません。磨る時間を、練習時間に、回せます。
墨を大量に、早く磨りたい方に、おすすめです。
